forget の過去形は forgot。「かさを家に置き忘れた。」を「忘れる」という意味の forget を使って I forgot my umbrella. と言うと、ニュアンスが少し違います。どういうイメージになるでしょう?
映画「マイインターン」の1シーンのセリフで forgot の例文を確認します。
Jules: Oh, good, I forgot about that.
「そうだったわ、それについて忘れてた。」
forgetの過去形 forgot
forget は現在形で「忘れている(まだ思い出せない)」、
forgot は過去形で「忘れていた(今思い出した)」というニュアンスが含まれます。
「彼の名前をど忘れした。」だと I forget his name. 、
「もう少しで忘れるところだった。」だと I almost forgot. になります。
forget は「(モノ)を忘れてくる」にも使えますが、似た意味の leave と何が違うのでしょう?
forget は「(モノ)を持って来る/行くのを忘れる」という意味で、どこにという場所と一緒に用いるのはあまり好まれません。
Don’t forget your scarf. マフラーを忘れずに。
一方、leave は「(モノ)を置き忘れる」という意味で、具体的な場所を伝える時にはこちらを使うことが多いです。
leave は、「そのままほっとく、そのままにして去る」というイメージがあります。
なので「かさを家に置き忘れた。」には
I forgot my umbrella at home. と forget を使うより leave の方が適しています。
I left my umbrella at home.
Forget it
A: I’m sorry I lost your book. ごめんなさい、あなたの本を失くしてしまって。
B: Forget it. いいよ、そんなこと。
Forget it.「そんなことは忘れろよ。心配するなよ。気にしないで」という意味になります。
Let’s forget about dealing with this problem for now. It’s not so serious.
この問題を扱うのは現時点ではこだわらないようにしましょう。それほど深刻なことではありません。
発音練習してみよう

「見える化」で構造を理解しよう
