クレームの電話を受け答えしている場面です。we’reの音の変化を練習します。what+主語、動詞の形が使えるようにパターンプラクティスです。
Jules : Okay, here’s what we’re going to do about this. I’m going to call the vendor and have this fixed today.
「わかりました。このようにさせていただきます。私が売り主に電話します。そして 今日この件が解決されるようにします。」
関係代名詞
下線部には何が入るでしょう。
Here’s we’re going to do about this.
関係代名詞 what が入ります。
関係代名詞 what は後ろに不完全な文を伴い、そのかたまり(=what節)は名詞として文の主語、補語、目的語になることが出来ます。
名詞の働きをするので、what のかたまりは「~こと」「〜もの」と訳されます。
This is the thing which I want. これは私の欲しいものだ。
This is what I want. これは私の欲しいものだ。
同じ関係代名詞の who, which は先行詞を必要としますが、what はそれ自身が「the thing(s)」という先行詞を含んでいるので、先行詞は必要ありません。
名詞のかたまりである the thing を、どんなものなのかを説明した what が作る名詞のかたまりと入れ替えることで文を作ることができます。
後ろに「不完全な文」を伴うという意味は?
what の後ろ I want は SV(主語+動詞)だけで終わっています。
want「欲する」は、後ろに「何を」を表す名詞のかたまり(目的語=O)が必要な動詞です(他動詞と呼びます)。
なのに、後ろには何もないですよね?
それを不完全と呼び、関係代名詞の文だという目印になります。
次の文を読んで、イメージしてみましょう。
・あなたのおっしゃることはわかります。
I know what you mean.
・今まで見てきたところを見直しましょう。
Let’s review what we covered up until now.
・私に何ができるか考えてみます。
I’ll see what I can do.
・実は、それは私が考えていたこととは違います。
Actually, that’s not exactly what I was thinking.
・どのようにお考えですか?
Can you tell me what’s on your mind?
・どうなるのか、しばらく様子をみましょう。
We’ll just have to wait and see what happens.
・ご意見をお伺いしたいと思います。
Let me know what you think.
vendor
vendor「売主、販売店」という意味です。
vendは動詞で「売る、販売する」です。
vending machineは?
自動販売機ですね。
fix
下線部には何が入るでしょう。
I’m going to call the vendor and have today.
私が売り主に電話します。そして、今日この件が解決されるようにします。