英文法レッスン

4. -ed, -ingの形容詞(実際のレッスン-文法編)

No.1から続いている初級者向けのレッスンです。50分授業の後半部分です。

「興奮した観客」は exciting audience? それとも excited audience?
こういう問題、よくありますよね。

日本語から考えると「〜してる」は現在分詞だから exciting と答えたくなりますよね。
動画で確認してみましょう。

 -ing の形容詞は「感情にする 原因」を修飾

 -ed の形容詞は「感情にさせられた 」を修飾

これは、もととなっている動詞 excite が「興奮する」ではなく「〜を興奮させる」という他動詞なので、それを exciting の形にすると「(人を)興奮させる」という形容詞になるんです。

もとの他動詞 -ingの形容詞 -ed形容詞
interest
〜に興味を持たせる
interesting
興味を持たせるような
interested
興味を持っている
surprise
〜を驚かせる
surprising
驚かせるような
surprised
驚いた
bore
〜を退屈させる
boring
退屈させるような
bored
退屈した
confuse
〜を困惑させる
confusing
困惑させるような
confused
困惑した

他にも please「〜を喜ばせる」、
satisfy「〜を満足させる」、
worry「〜を困らせる」、
disappoint「〜をがっかりさせる」などがあります。

また、これらは形容詞なので

“She is a beautiful person.”

“She is beautiful.” と同じように、名詞の前にも、be動詞の後ろにも置くことが可能。

That was a surprising discovery.
(それは驚くべき発見だった。)

Japanese grammar is really confusing.
(日本語の文法は本当にややこしい。)

She was silent with a worried look.
(彼女は心配そうな顔つきでだまっていた。)

I’m bored.
(私は退屈だ。)
※I’m boring. だと「私は退屈な人間だ。」となってしまいます!