25年前。大学の友人ミッシェルと知り合ったばかりの頃、 Did you get it? と言われ、「それを得た?何を得たっていうの?」ってわからずニコニコって笑ってました。こんな簡単なのがわからないなんて!って落ち込みました。基本動詞の get「得る」じゃないんです。日本の学校は一体何を教えているの!って責任転嫁してました。今日は get のイメージを少し練習します。
下線部には何が入りますか。
Ben: Don’t ① me ② . I’m not an ③ person. Quite the ④
「誤解しないでよ。 私は不幸なわけじゃない。むしろ逆だ。」
①の下線には「わかる」という意味の get がはいります。
get のイメージは
「ぽーんと近づく、変化を表す」です。

I get it. だとどういう意味になるでしょう。
it は「それ」とは訳さないで、その時の状況を指します。
何か説明されて分からなかったんだけど、
その状況が「ポーンと近づいた わかる」ってニュアンスです。
よく過去形で I got it. 「わかった!」という使い方をします。
映画では Don’t get me. で「私の言うことをわからないで、理解しないで」
この後ろに副詞の「間違って」がはいります。
wrong 「間違って」
Don’t get me wrong.
「私の言うことを間違って理解しないで」つまり 「誤解しないでよ」という意味になります。
(1)わからない。
I don’t get it.
(2)わかった?
Did you get it?
(3)彼の言うことがわからない。
I don’t get him.
(4)私の言うことがわかる?
Do you get me?
(5)それを誤解しないで。
Don’t get it wrong.
(6)彼が誤解した。
He’s got it wrong.
wrong とlongの音

wrong はスペルにwがありますが、発音しません。
先頭にRがあると思ってください。
先頭にRがあるときは、ゆるめの「くちぶえの口」を作ります。


つづきは #034-2へ
「誤解しないでよ。 私は不幸なわけじゃない。むしろ逆だ。」
「難しい英語の発音記号より、英語の発音は、口の形から入る方が早い!」
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