myself, yourself のように−selfがつく単語を再帰代名詞と呼びます。再び帰ってくる?という意味ですが、どういうときにこれを使うのか、描写のセリフを確認してみましょう。
In the bathroom, now wearing a crisp suit and tie, Ben combs his hair.
Looks at himself, knows what he has to do.
「バスルームで、ピシッとしたスーツとネクタイを身につけて、ベンは髪をとかす。自分を見つめて、自分が何をすべきかわかっている。」
crisp
crisp は食べ物が「パリパリした、カリカリした」というのを表しますよね。
これが、野菜・果物になると「(新鮮で)シャキッとした」、
空気や天気になると「身の引き締まるような、さわやかな」、
態度・口調になると「てきぱきした」、
身だしなみだと「こぎれいな、きちんとした」という意味になります。
なんとなくイメージが共通していますよね。
ここでは crisp を使って、BEN がスーツでバシッときめていることを描写しています。
(1)夫はカリカリのトーストが好きです。
My husband likes crisp toast.
(2)今日は新鮮でシャキッとしたセロリを買った。
I bought fresh and crisp celery today.
(3)空気はさわやかで澄んでいた。
The air was crisp and clear.
comb の発音 発音されないb
combは「くし、くしでとく」という意味です。 bは発音しません。
他に climb 「登る」、thumb 「親指」、tomb「墓」、
bomb 「爆弾」、dumb 「口のきけない、物の言えない」、lamb 「子羊」 などがあります。
再帰代名詞
下線部には何が入るでしょう?
描写:Ben looks at .
「Benは自分を見る。」
答えは、himself です。
him を入れると別の男性を見ることになってしまいます。
代名詞に self がついた形を再帰代名詞と言います。
myself, yourself, herself, himself
複数になると語尾が selves になります。
ourselves, yourselves, themselves
再帰代名詞の使い方
(1)再帰用法 :「再び帰ってくる」使い方
(a)他動詞の主語 と 目的語 が同じ場合(S=O)
I like you. 私はあなたが好きです。
これを「私は私が好きです。」とすると、主語 と 目的語 が同じになりますよね(S=O)。
その時は I like me. ではなく I like myself. と再帰代名詞を使います。
主語で使って、再び帰ってきた感じがしますよね。
この時の 再帰代名詞 myself の発音は弱くなります。
(b)主語 と 前置詞の目的語 が同じ場合(S=前置詞の目的語)
Ben said to her, “take care of yourself”. ベンは彼女に言った「体に気をつけてね」。
前置詞のすぐ後ろにある名詞のことを 前置詞の目的語 と呼びます。
上の文を「Benは自分に言った(独り言を言った)」とすると、主語 と 前置詞toの目的語 が同じになりますよね(S=前置詞の目的語)。
この時も Ben said to him, ではなく Ben said to himself, と再帰代名詞を使います。
そして 再帰代名詞 himself の発音は弱くなります。
「体に気をつけてね」という文も、主語は You 。
前置詞ofの目的語も主語と一致するので再帰代名詞を使います。
You should take care of yourself.
映画の描写 Looks at himself. は、主語が He で「彼が彼自身を見ている」なので、前置詞atの目的語には himself を使っています。
(2)強意用法:「自分で」を強調する使い方
I bought a new dress. 「新しいドレスを買った」
上の文を「自分で」と強調する時に -self を使います。
通常、強める語の直後に置いて I myself bought a new dress. としますが、誤解されない時は語尾でも可能で I bought a new dress myself. となります。
強意用法の場合は発音も強くなります。
主語だけでなく、補語、目的語の名詞を強めたい時にも同格として使うことができます。
※同格:同じ人やモノを指す表現を続けて並べて、詳しくだったり具体的に説明する関係になっていること。
関係代名詞
下線部には何が入るでしょう?
描写:He knows he has to do.
「彼はやらなければいけないことを知っている。」
正解は what です。
関係代名詞の what は名詞の塊(=名詞節)を作り、主語・補語・目的語になります。
what の特長は、the thing which = what と書き換えられることから分かるように、「もの、こと」の意味まで含んでいて先行詞がいらないという事です。
(1)主語になる場合
What I like is apples. 「私が好きなものはリンゴです。」
(2)補語になる場合
This is exactly what I wanted. 「まさに私が欲しかったものです。」
(3)目的語になる場合
I’ll do what I can. 「できるだけやってみます。」
発音の練習しよう
「見える化」で構造を理解しよう
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